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【セレクトセール2025】2日間で史上最高327億円!吉田照哉氏「世界中の人が驚く、せりになったと思います」

吉田照哉氏

日本競走馬協会の吉田照哉会長代行は、記録的な売上を達成した今年のセレクトセールについて、「こんなすごい勢いが現実にあったのかと感じます。世界中の人々が驚くのではないでしょうか」と、その成功への驚きと喜びを表明。

多数の1億円超えの馬が取引されたことについて
吉田会長代行は、「これほど平均的に価格が高いのはなかなかないことです。世界的に見ても珍しいのではないでしょうか」と述べ、日本競馬の層の厚さと顧客層の厚さが際立った結果だと分析。

高額取引が続く市場の背景について
吉田会長代行は、「昔は馬の値段を考える際に採算を重視していましたが、最近は違います。馬を『欲しい』と思う人たちの気持ちが、皆で競り上げる原動力になっています」と指摘。また、藤田晋氏のような大口馬主の参入が市場を活性化させていることに触れ、「そういったクラスの方が市場に入ってきてくれています」と歓迎。

特に注目を集めたキタサンブラック産駒について
吉田会長代行は、「やはり世界的に見ると、子供がすでに走っている(実績のある)種牡馬の価値が最も高いのです。その点で、キタサンブラックが一番高値になるのは非常に妥当だと思います」と、その評価の正当性を強調。

今後の展望について
吉田会長代行は、「きっと今後、外国のセールでは高い繁殖牝馬を日本人が購入するのではないでしょうか。それをキタサンブラックやエピファネイア、コントレイルなどに種付けすることで、日本の馬はますます強くなり、『日本の馬は強すぎる』という悲鳴が聞こえてくるような状況になるでしょう」と、日本馬のさらなる国際的な活躍に期待を寄せた。

現在の市場状況を「バブル」と捉えるか、との問いに対し
吉田会長代行は、「バブルといえばバブルなのかもしれませんが、それだけ競馬に魅力があれば、皆多少損をしてでも、それ以上に『良い馬を持ちたい』という気持ちが勝っているのだと思います」との見解を示した。そして、「私たち生産者がその期待に応え、良いレベルの繁殖牝馬や種牡馬を揃え、そのような馬を提供できたことが、市場の成功に繋がったと考えています」と述べ、生産者側の努力が市場の成功を支えていることを強調し、締めくくった。

2025年7月15日21時15分
(JRA-VAN)


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