競馬ニュース速報
【先週の風情報】京都競馬場(5/13,14)【小林弘明氏】
■5/13(土) 3回京都競馬7日目
午前中の1〜4Rは向正面追い風、直線向かい風の北東の風で風力1〜2、5R以降はほぼ無風状態の風力0となった。
1R前から雨の影響が大きく、馬場状態は芝・ダートともに終日不良馬場で行われた。ダートは脚抜きが良く、速い時計の決着が多かった。全体的にペースが速くなり、差し馬が届くケースが見られた。
芝はDコース替わりで内有利。雨で時計は掛かるものの、1200mの10R葵S、1800mの11R都大路Sともに内を通った逃げ馬が勝利した。
■5/14(日) 3回京都競馬8日目
1日を通して向正面向かい風、直線追い風の南西の風が吹き、1〜5Rは風力0〜1、6〜8Rは風力2、9〜12Rは風力3。後半にかけて風が強まった。
馬場状態はダートが終日重。土曜ほどではないが、それでも脚抜きは良く、速い時計が出るコンディションだった。
芝は重→稍重に回復。馬場が乾いて土曜よりは速かったものの、それでも時計は掛かり気味。内有利の状況が続いており、逃げ馬の活躍が目立った。
■風力5段階の説明
風力5…暴風並の風が吹き荒れて、レースに大きく影響を及ぼす状態。具体的には2000m換算(以下同)で0.8〜1.0秒の変動。
風力4…非常に強い風が吹き、レースにかなりの影響がある状態。具体的には0.6〜0.8秒の変動。
風力3…強めの風が吹き、レースに0.4〜0.6秒の影響がある状態。
風力2…標準的な風が吹き、レースに0.2〜0.4秒の影響がある状態。
風力1…弱めの風で、レースに0.2秒未満の影響がある状態。
風力0…無風状態でほとんどレースに影響しない状態。
なお、2016年皐月賞当日の中山競馬場のように1秒以上の変動があると思われる暴風が吹いた場合は、風力5+とします。
2017年5月19日10時0分
(JRA-VAN)