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【ドバイWC】ヴィクトワールピサとトランセンドが歴史的ワンツーフィニッシュ

ドバイワールドカップ(AW2000m)は、日本のヴィクトワールピサトランセンドが先頭で直線に向き、そのままヴィクトワールピサが1/2馬身差で押し切りワンツーフィニッシュ。歴史的快挙を成し遂げた。走破時計は2分5秒94(Standard)。さらに1/4馬身差の3着には地元ゴドルフィンのモンテロッソが突っ込み、ブエナビスタは最後方から末脚不発で8着に終わった。

レースはトランセンドが気合いをつけられてハナに立ち、すぐさまスローペースに落とす。ヴィクトワールピサはブエナビスタと共に最後方で1コーナーに入ったが、ペースが遅いと見るや向正面で一気に進出。有馬記念のような積極性を見せてトランセンドの横につけ、そのまま2頭で直線に突入する。背後からケープブランコが追いすがり、2頭の間を狙ってモンテロッソも接近。残り200mを切って大外からジオポンティが強襲し、緊張が走ったが、ヴィクトワールピサとトランセンドには追いくらべの態勢が幸い。2頭で懸命に粘り切り、日本競馬界に不滅の金字塔を打ち立てた。

ブエナビスタはヴィクトワールピサが動いた時も最後方に待機。4コーナーに向かって隊列が凝縮し、先頭から5馬身圏内で直線に向いた。しかし、展開面の不利はいかんともし難く、8番手で流れ込んだ。

(photo by Kazuhiro Kuramoto)

2011年3月27日5時0分
(JRA-VAN)


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