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【ドバイSC】リワイルディングが初G1&姉弟制覇

ドバイシーマクラシック(芝2410m)は、地元ゴドルフィンのリワイルディングが中団から突き抜けて快勝。英ダービー3着の実力を示すと共に、G1初制覇を飾った。走破時計は2分29秒01(GOOD)。3馬身1/4差の2着にイギリスのレッドウッド、さらに1/4馬身差の3着にもゴドルフィンのカルヴァドスブルーズが入線し、日本のルーラーシップは途中からハナに立つも、直線で伸び切れず6着に終わった。

レースは向正面に入ってルーラーシップが逃げる形になり、背後をデンジャラスミッジらが固める。リワイルディングは先頭から5、6馬身圏内の中団を進み、3コーナーから馬群の中を通って進出。直線で外に持ち出されて末脚を爆発させ、前から抜け出しを図ったレッドウッドらを豪快に斬り捨てた。リワイルディングは昨年の英ダービーでワークフォースから7馬身1/2差の3着。ここは9月のセントレジャーで6着に敗れて以来の実戦だったが、晩成の血統らしい成長力を披露した。同馬の半姉ダーレミ(父シングスピール)は昨年の優勝馬。2年連続での姉弟制覇となった。

好スタートを切ったルーラーシップは差のない3番手で1コーナーに進入。しかし、スローペースの上に四方から揉まれてエキサイトしてしまう。鞍上の制しもかなわず向正面でハナに立つ形になり、その後も力みの取れないまま隊列を先導。直線に向くころにはスムーズな走りになり、押し切りの期待も高まったが、道中のロスが響いたか伸びを欠き、直線半ばで勝機を逸した。

(photo by Kazuhiro Kuramoto)

2011年3月27日5時0分
(JRA-VAN)


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