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【UAEダービー】UAEオークス馬クァラーがマスターオブハウンズとの一騎打ちを制す

UAEダービー(AW1900m)は、地元ゴドルフィンの牝馬クワラーが、先に抜け出したマスターオブハウンズを叩き合いの末にハナ差で下し優勝。牝馬として初のダービー制覇を成し遂げると共に、UAEオークスとの2冠を達成した。走破時計は1分58秒83(Standard)。さらに3馬身1/2差の3着にはUAE1000ギニー馬マーブーバが入線し、日本のレーザーバレットは後方から9着に流れ込むにとどまった。

レースはシンシュリンが素早くハナに立ち、13頭を先導。マスターオブハウンズは2番手並走の形を取る。クワラーは中団よりやや後ろ目で向正面へ。少しポジションを上げて中団馬群の外で流れに乗る。そのままシンシュリンが先頭で直線に入ると、手応え良くマスターオブハウンズが捕らえて抜け出したが、残り200mを切ってクワラーが強襲。ラスト100mは2頭の一騎打ちになり、激しい叩き合いの末にクワラーがハナ面を突き出した所がゴールだった。クワラーはUAEオークス後にイギリスへ移動する予定だったが、直前になってUAEダービーへ矛先を向けてきた。

レーザーバレットは課題のスタートを決め、中位で1コーナーに進入するも徐々に後退。向正面では後方2、3番手からの追走となった。そのまま3コーナーを迎え、馬群の外を回って直線へ。ラストスパートで1頭ずつかわし、身上の末脚を見せることはできたものの、前との差を詰めるには至らない。ゴール寸前でUAE2000ギニー馬スプラッシュポイントを捕らえ、先頭から16馬身余りの9番手でフィニッシュした。

(photo by Kazuhiro Kuramoto)

2011年3月27日2時15分
(JRA-VAN)


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