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【ドバイミーティング】ドバイミーティング枠順抽選会

水曜日(23日)の夕方はメイダン競馬場に隣接するホテルでワールドカップ、デューティフリー、シーマクラシックの枠順抽選会が行われた。デューティフリーとシーマクラシックの2レースは各々のメーンスポンサーの代表がコンピューターのボタンを押すと、各馬がランダムで振り分けられて枠順が決まるシステム。シーマクラシックに出走するルーラーシップは10番に決定した。

そして、メーンとなるワールドカップの抽選へ。メーンスポンサーであるエミレーツ航空の代表が予備抽選のクジを引き、それに書かれた馬の関係者が、壇上のテーブルに並べられた置物から一つを選び、そこに書かれている数字が枠番になるという若干複雑な抽選方式だ。

14頭立てのレースながら日本馬の順番はなかなか回ってこず、最初のトランセンド陣営がクジを引いたのは8番目。前田オーナーが壇上に上がり、9番枠を引いた。前に行く脚質だけに内枠を引きたかったところだが、それでも前田オーナーは小さくガッツポーズを繰り返していた。

日本馬2頭目はヴィクトワールピサ。この時点で残っていたのは2番、6番、13番の3枠のみ。真ん中よりも内を希望していた角居調教師がクジを引いて、見事に6番をゲット。ホッとした様子だった。

そして、最後の最後に一つだけ残ったクジはブエナビスタ陣営のもの。13番が残っていたことで結果は分かっていたのだが、松田博調教師が最後の一つを引き、これで全レースの枠順が確定した。外枠は若干不利と言われているが、強烈な末脚を爆発させるブエナビスタにとっては、逆に外の方が良いかもしれない。残り物には福があると言われるが、レースで実現されることを願いたい。

(photo & text by Kazuhiro Kuramoto)

2011年3月24日21時0分
(JRA-VAN)


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