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【ニエル賞】ベーカバドが地元ライバル対決を制して本番へ
ニエル賞(芝2400m)は現地時間12日、フランスのロンシャン競馬場で行われ、ベーカバドが一騎打ちの末にプラントゥールを下して優勝した。日本の
発馬を決めたヴィクトワールピサは、周りの出方をうかがうようにして4番手から5番手に収まり静かな序盤戦を送る。中間点を超えて坂の下りに入ると後ろの2頭が動き、包まれて一瞬行き場をなくすような形。最後方に下がってフォルスストレートに入り、そのまま直線を迎える。大外からスパートしたヴィクトワールピサは先頭を捕らえる勢いを見せたが、直線半ばで失速して最後は突き放される一方。勝ち馬から7馬身ほど離されてゴールした。
勝ったベーカバドは終始3番手をキープ。前方のプラントゥールをマークして進み、直線入り口でプラントゥールが動くと同時に追撃態勢に入る。プラントゥールは反応良く2馬身余りのリードを築いて逃げ込みを図ったが、ベーカバドもしぶとく食らいついて徐々に差を詰め、ゴール寸前で差し切った。
(photo by T.Murata)
2010年9月13日1時20分
(JRA-VAN)