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【ドバイゴールデンシャヒーン】キンセールキングが北米代表の底力を見せる
ドバイゴールデンシャヒーン(AW1200m)は現地時間27日、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、本場アメリカからただ1頭参戦したキンセールキングが、早めの進出からロケットマンの追撃を半馬身振り切って優勝した。勝ち時計は1分10秒89。さらに2馬身差の3着には香港のワンワールドが入線し、日本の
発馬もうひとつのローレルゲレイロだったが、鞍上が手綱をしごいてすぐに挽回。ハナに立つとラチ沿いを進む。4コーナー手前から後続のプレッシャーが強まり、直線に入るやスパートして突き放しにかかる。しかし抵抗には至らず、直線半ばを迎える頃には後退。懸命の粘りでゴールを目指し、このレース日本馬最高タイの4着を死守した。
優勝したキンセールキングは、2番手追走のロケットマンを外からマークするように序盤戦を進め、3コーナーから上昇開始。ロケットマンをかわし、ローレルゲレイロに馬体を並べて直線に入る。勢いに乗って先頭に躍り出ると2馬身余りのリードを築き、ロケットマンの追い上げを振り切った。
(photo by Kazuhiro Kuramoto)
2010年3月28日1時5分
(JRA-VAN)