水曜日の夕方からメイダン競馬場に隣接するホテルのシアターホールでドバイワールドＣ、デューティフリー、シーマクラシックの後半３レースの枠順抽選会が行われた。

まず、デューティフリー、シーマクラシックは各々のメインスポンサーの代表が壇上に上がり、コンピュータのボタンを押すと、各馬がランダムに振り分けられて自動的に枠順が決まるというシステムで行われ、シーマクラシックに出走するブエナビスタは１０番に決定した。

そして、メインとなるドバイワールドＣの抽選が始まる。抽選方法は最初に各馬の名前が書かれたネームプレートを持つ１４人の美女が壇上へ。次にメインスポンサーのエミレッツ航空の代表が予備抽選のクジを引き、そのクジに書かれた馬の関係者（馬主や調教師）が、テーブルの上に並べられた番号の伏せてある置物から一つを選び、そこに書かれている数字が当日の枠番になるという微妙に複雑なシステムだ。

レッドディザイアは予備抽選で５番目に選ばれ、壇上には松永幹夫調教師が上がった。そして松永幹夫調教師は迷わず右端の置物をチョイス。出てきた番号は３番だった。これに対して抽選後に松永幹夫師は「元々、どの枠でも良かったのですが、３番は良い数字だと思います。なぜ、右端を選んだかというと、左回りのコースだと右端が１着になるじゃないですか（笑）」と笑顔でコメントしていた。

(photo & text by Kazuhiro Kuramoto)

2010年3月25日15時30分
（JRA-VAN）