■角居勝彦調教師　
訳が解らなくなってくるという感じです。落ち着きがあったし、張りもあったので、いい状態だと思いました。うまくスタートを切って、いいポジションを取れたので、パーフェクトな騎乗をしてもらったのですが。力が足りないということだと思います。（レース後の状態から）ウオッカは力を出し切っています。馬作りを根本から考え直させられるレースでした。　

■武豊騎手　
残念でしたね。状態はすごくいいなと思いましたけど。いいスタートを切れましたし、他の馬の出方を見ようと思っていて、内の馬（グラディアトーラス）が行ったので、あとはマイペースで、いい形だと思いましたけどね。手応えも良かったし、リズム良く走っていたので、直線は必ず伸びてくれると思っていました。ちょっと、どうしたのかなという感じです。世界でかなわないという馬ではないし、力さえ発揮できれば、海外でも大きいレースを勝てる馬なので、またトライしたいですね。

(photo by Kazuhiro Kuramoto)

2009年3月29日5時30分
（JRA-VAN）