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【香港国際競走】香港Cの結果
香港国際競走のメインレースとなる香港C。かつてはアグネスデジタルが勝ったレースでもあるが、今年は日本からの参戦がなく行われた。戦前は地元・香港のエース的存在のヴィヴァパタカが圧倒的な1番人気に推されていたが、そのヴィヴァパタカは中団追走から直線で内に突っ込むも、前方の馬たちをさばききれず、脚を余して4着フィニッシュ。逆に好位から抜け出し、直線で楽々と突き抜けた南アフリカのイーグルマウンテンが、先頭でゴールした。イーグルマウンテン自身初のG1タイトル獲得は、国際G1という大舞台で実現した。同馬は英ダービー、BCターフといった大レースで共に2着。今ひとつ勝ちきれないイメージが強かった分、陣営にとっては大きな勝利となったことだろう。なお、イーグルマウンテンの馬主、調教師、ジョッキーは、今春のクイーンエリザベス2世Cをアーキペンコで勝っており、香港が誇る2000mのG1をW制覇したことになる。
(photo & text by Kazuhiro Kuramoto)
2008年12月14日20時0分
(JRA-VAN)