全体的に上々の仕上がりを見せる日本馬同様、他国の強豪たちも本番へ向けて確実に状態を上げている。その中でも目を引いたのは、独特の白面で遠くにいてもすぐに判るオーストラリアのアパッチキャット。同馬は香港スプリントで本命視される存在で、この日は芝コースで意欲的に追われた。追い切り後も息が上がることなく、威風堂々と引き上げてくるアパッチキャット。香港スプリントに出走する日本の2頭にとって、最大のライバルとなりそう。
(photo & text by Kazuhiro Kuramoto)
2008年12月10日18時10分
(JRA-VAN)