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【凱旋門賞】オルフェーヴルの枠順に日本メディアため息

オルフェーヴルの名前が入った紙を見せるドコス選手

凱旋門賞の前々日。まさにレース名を象徴するが如く、凱旋門の真横に位置するレストランのL’Arcで枠順抽選会が行われた。抽選方法は毎年恒例。まずは、ゲストが馬名の書かれた紙が入った黒いカプセルの中から一つをランダムに引き、そこに書かれていた馬が抽選対象となる。そして、次に枠番の書かれた白いカプセルを引き、その馬の枠番が決まるというシステムだ。

今年のゲストはロンドン五輪女子柔道70kg級金メダリストのリュシ・ドコス選手。ドコス選手の来場に抽選前から会場は大いに沸いていた。

そんな中で、まず5番目にアヴェンティーノの名前が呼ばれる。ペースメーカーなだけに真ん中よりも内枠が理想とされていたが、発表された枠番は8番。上々の枠となった。そして、すぐ後の6番目にオルフェーヴルの名前が…。名前が呼ばれた直後は沸き上がった会場だったが、その直後は一瞬の静寂が訪れる。そしてドコス選手が引いた番号は何と大外の18番。日本人メディアから溜息が漏れた。

抽選後にドコス選手が「ごめんなさい、私が18番なんか引いてしまって…。日本の皆さんに恨まれてしまうわ」と寂しそうにコメントしていた。

(photo & text by Kazuhiro Kuramoto)

2012年10月5日23時0分
(JRA-VAN)


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